自分だけのテーブルクロスがほしくなったので作りました。
デザインを考える
まずは即売会で使われるテーブルのサイズからテーブルのデザインを考えます。
テーブルのサイズは横90cm、奥行45cm、高さ70cmです。
テーブルクロスのサイズは横は少し余裕を持たせて100cm(使用時は折り返します)、高さは床に付かないくらいにします。
垂らす長さは前と後ろで差が出すぎないようにします。布の重さで滑り落ちないためですね。
今回は東方獣王園から日白残無をモチーフにしたデザインにしました。
寸法を決定する
デザインを元に寸法を決定していきます。
サークル側にはポケットを3つ付ける予定です。
通路側には残無の紐の装飾をアレンジした紐飾りを付けてますが割と適当に配置してます。
中央の白幕はテーブルクロスには縫い付けず、イベント時に乗せる形式で想像してます。
このときは気付いていませんでしたが黄布が長すぎたので図面より短く縫うことになります。
布を用意する
図面ができたので、それを元に必要な分だけ布を用意します。
布のサイズはテーブルクロスのサイズ+(縫いしろ×2)になります。ポケットのような付属がある場合はそれも忘れないようにしましょう。
また布によって縫いやすさに違いがあるので、余裕をもって試し縫い用の布もあると良いです。
日白残無は飾らない貧相な服装を着ているイメージがあるのでくすんだ色を選びました。
図面にはないですが実験用に青も買ってます(こういうのは結局使わない)。
道具を揃える
テーブルクロス作りに使った道具です。
- ミシン(まっすぐ縫えれば何でもいいです。私はペダル式が好き)
- アイロン(シワを伸ばすのはもちろん、折り目を付けるときにも使います)
- チャコペン(切り取り線のしるしを付けるペン。消せる)
- 定規(チャコペンで直線を引くため)
- メジャー(長さを測る)
- 断ち切りばさみ(布用のハサミ)
- 糸切りはさみ(糸用のハサミ)
- リッパー(細部の糸切り、ボタンの穴開けなど)
- まち針(いっぱいあると気持ちが楽)
- 糸(布の色に合わせると目立たなくていい)
- ボビン(ミシンの下糸をセットする用具。糸の種類が増えるとボビンに糸がセットしたままになりがちなので糸に合わせて増えてくる)
学校の家庭科で習ったものしか使ってないからたぶん大丈夫…だよね?
作ってみる
布の切り出し
図面に合わせて布を切っていきます。作業スペースがなかったのでアイロン台の上でやってます。
- アイロンでシワを伸ばす
- チャコペンと定規で切り取り線を引く
- 断ち切りバサミで切り出す
作業スペースが汚いね…
布端を処理する
切り出した布の端はほつれやすくなっているのでできるだけ補強します。
今回は端に2cmの余裕を持たせて切り出し、1cmずつ三つ折りにし、アイロンで折り目を付けた後、ミシンで縫います。
ほつれる可能性のある場所はすべてこの処理をしました。
布端の処理は別の方法もあるので調べてみよう。
デザイン通りに縫っていく
布の切り出しができたのでデザイン通りに縫い合わせていきます。
ポケットなど負荷がかかる場所は返り縫いを多めにして強くしておきます。
また、底は2直線縫ってます。
気付いたら3つポケットが6つポケットになってました。
直線が長くなるときはずれないようにまち針で固定してから縫います。
写真は斜めになってますが縫い目に垂直にしようね(使い方が下手)。
完成
というわけでできました!
黒い袖括は短冊状の布を通した後、抜けないように両端を縫い合わせて固定してます。
赤いひもはリッパーで開けた穴に通してます。本当はボタン穴のような処理をして補強した方が良いと思いますが、この穴の数だけボタン穴を作る時間がなかったよ。
シワが残ってるので使う前にアイロン忘れないようにしないとね。
みんなもやってみよう
というわけでテーブルクロスができました。実はこれが二枚目です(一枚目は鬼人正邪デザイン)。
基本的に直線しかないので裁縫に慣れていなくても簡単に作れます。
ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
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