推しの法被がほしいので作りました。
法被の柄を考える
イメージとしては推しが全面に描かれている感じで作りたい。
ということで描いてみたものがこれ。

推しを敷き詰めたデザイン。完璧ね。
もったいないのでこのデザインをグッズにもしました。
例大祭で頒布しましたが在庫があるので次回のイベントでもチェックしてくださいね。


法被を作る
デザインが決まったのでとりあえずこういう法被を製造してくれる印刷所を探してみました。
…が、ワンポイント印刷ならそれなりに見つかりますが
隙間なく全面に印刷された法被となると見つかりません…どうする?
ということで自作します。
生地にデザインを印刷する
オリジナルデザインの生地を作ってくれる場所は簡単に見つかりました。
今回はおたクラブさんで生地を作ってもらいました。
サイズは1000mm×700mm+ミミ
これを5枚注文しました(枚数については後述)

かなり発色もよくいい出来です。
型紙を用意する
過去にテーブルクロスを作ったことはありますが、服の制作は今回が初めて…。
型紙は自作ではなく公開されているものを使うことにしました。
型紙はDRCOSさんで法被を購入しました。
ここから必要なサイズを確認し、印刷する生地の枚数を決定します。
購入した型紙を紙に印刷し、カットしたものを生地に当て、生地を同様にカットしていきます。
ミシンで縫う
あとは縫うだけです。いつもの作業環境(写真はテーブルクロスを作ったときのもの)。

服の作り方はよく分からないのでとりあえず型紙を買ったDRCOSさんにある服の作り方を熟読してから作ります。
参考になったのは以下
- 型紙にある”わ”って何?
- 端処理の仕方(ミシン・ロックミシン)
型紙ってそのまま切ればいいわけではなく”わ”があるものは鏡合わせに複製して2倍サイズでカットしないといけないんだね…
端処理はジグザグ縫いをしました。今回の布は丈夫なものではないので端の処理はしっかり細かく、基本的にすべての端で行います。
洋服を作るときの注意として
縫い目が表に出ると不格好なので裏返しの状態になるように縫っていき、終盤ひっくり返して表向きにします。
腋の縫い目が集まる箇所は肩をあげると強く引っ張られるので返し縫いをしっかりします。
今回は布が弱いものだったので、ミシンの設定が強いと布を大きく傷つけてしまうので布の端で試してみると良いです。特に単色の布ではなく印刷なので剝げてしまうのです…

完成
というわけでできました!
別の布も使って袖口などにアレンジすることも考えましたが、時間の都合でそのまま作りました。


かなり当初のイメージに近い出来で満足度高いです!
あとはアイロンをかけてシワを伸ばし折り目を付けたら、イベントで着ましょう!
次回はもっと凝った服も作れそうです
あとトルソーとかほしいね…
みんなもやってみよう
というわけで推し法被ができました。
型紙に沿って縫うだけなので裁縫に慣れていなくても簡単に作れます(ほんとか?)。
ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。


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